シンガポールのインド人コミュニティの飛躍的進歩

シンガポールに住むインド人コミュニティが、教育や所得などで大きく前進していると、国内の統計により明らかになりました。
国の統計に基づき、25歳以上のインド人のうち、2020年には41パーセントが学位を持っており、2000年の16.5パーセントから増加しました。つまり、10人に4人が大卒であることを示しています。

この進歩は一部移民によるものですが、コミュニティの向上努力も大きな要因です。シンガポールインディアン開発協会の支援の下、教育支援などを通じてコミュニティに寄与しています。また、2024年には約31,500人が同協会のプログラムを受け、その成果が見られています。
インド人はシンガポール市民の7.6パーセントを占め、マレー人や中国人といった他の民族と共に、多様性に富んだ社会の一員です。

所得の面で見ると、インド人世帯の中央値月収は2010年のSGD6,000から2020年にはSGD8,500へと40パーセント増加しました。しかし、学校教育においては、二次教育を修了せずに学校を去るインド人の割合をさらに減らす必要があると指摘されています。

出典 : https://m.economictimes.com/nri/study/more-indians-graduating-in-singapore-median-income-up-by-10/articleshow/120446715.cms