インド市場を狙うデジタル資産スタートアップ、FuzeがシリーズAで資金調達

Fuzeというデジタル資産インフラを提供する新興企業が、シリーズAの資金調達ラウンドで1220万ドルを調達しました。このラウンドは、Galaxyという世界的なデジタル資産・インフラ企業と、UAEの通信企業e&が主導しました。
Fuzeはこの資本を利用して、製品開発の加速やシニア人材の採用、特にインド市場への進出など、新たな市場に広がる計画です。2023年にArpit Mehta、Srijan R Shetty、Mo Ali Yusufによって設立されたFuzeは、銀行やフィンテック、従来の企業に安定通貨や仮想通貨、中央銀行デジタル通貨(CBDC)、トークナイズされた資産などのデジタル資産製品を統合するプラットフォームを提供しています。
インドでは、清潔な規制フレームワークを待っており、政策立案者や規制当局との積極的な対話を通じて、インドの市場構造を理解しようと努めています。また、中東北アフリカ地域とトルコで運営しており、これまでに20億ドル以上のデジタル資産ボリュームを処理しています。stablecoinインフラ商品のフルスイートを立ち上げ、支払いへの拡張も発表しています。
Galaxy EuropeのCEOであるLeon Marshallは、「UAEはデジタル資産の包括的な規制フレームワークを開発する意思を示しており、この地域はイノベーションの大きなハブになるでしょう」と述べています。なお、Fuzeのこの資金調達は、インドで仮想デジタル資産(VDA)を規制する政府のアプローチの明確さを求める業界関係者とユーザーにとってタイムリーなものとなっています。

出典 : https://m.economictimes.com/tech/funding/digital-assets-infrastructure-startup-fuze-raises-12-2-million-from-galaxy-e-others/articleshow/120788780.cms