インドのスタートアップ、資金調達の躍進とIPO活発化で注目集まる

2025年6月最終週、インドのスタートアップ業界は大きな動きを見せ、前週の$91.5 millionから約3倍増の$278.3 millionを22件の取引で調達しました。特に先端ハードウェアや防衛技術セクターが、$113.5 millionを集めるなど大幅な伸びを記録。
ドローン技術スタートアップのRaphe mPhibrは、$900 millionの企業評価でGeneral Catalystから$100 millionを調達するなど、投資家の興味がH2 2025に向かって再燃しています。

エコマース領域も変わらず投資を引きつけ、$62 millionを集めた宝石ブランドのGIVAを筆頭に4件の取引が行われました。また、早期スタートアップへの投資も回復傾向にあり、シードやプレシリーズAラウンドで5社合計$27.8 millionの資金を調達しました。

フィンテックやクリーンテックは堅調に進展、例えば電気自動車関連のEKA Mobilityが$23 millionを確保したり、電気モビリティインフラのKazamが$6.2 millionを調達しました。

多くのVCが今週も積極的に投資を行い、AccelとDSG Consumer Partnersはそれぞれ二社に投資。更にIPO申請や市場への動き、そして各種ファンドの設立も行われるなど、インドスタートアップシーンは活発な動きを見せています。
H1の強い終わりとH2への前向きな兆しに、業界内は楽観的です。

出典 : https://techstory.in/weekly-funding-news-indian-startups-raised-278-mn-in-final-week-of-june/