インドの航空宇宙スタートアップに投資集中！インディゴ・ベンチャーズの新戦略

インド最大手の航空会社のコーポレートベンチャーアーム「インディゴ・ベンチャーズ」が、初のファンド立ち上げで450クロールピーを調達しました。このファンドは、ビジネスの初期段階に特化し、航空産業及び関連分野のスタートアップを対象としており、2024年8月に証券取引委員会（SEBI）の承認を得て、合計で600クロールピーの調達を目指しています。
ファンドの活動開始として、ハイデラバードに拠点を置くジェー・エアロスペース社へ投資を行い、同社は投資を用いて、デジタル製造能力の拡大、AIを活用した生産システムの強化、供給網の統合を深める計画です。ジェー・エアロスペース社は過去に、ティーパック社（タタのある事業部）とボーイング社、ロッキード・マーティン社、シコルスキー社で働いた経験を持つヴィシャル・サンガヴィとヴェンカテッシュ・ムドラガラによって設立され、わずか1年で急成長を遂げました。
2024年1月には、一般触媒によるシードラウンドで275万米ドルを調達しています。インディゴは、このパートナーシップを通じて、航空宇宙技術の次世代を促進し、インドの航空エコシステムを深化させることを目指しています。

出典 : https://www.bwdisrupt.com/article/indigo-ventures-makes-first-close-of-maiden-fund-at-rs-450-cr-invests-in-jeh-aerospace-563264