デリーが生まれ変わる！公共交通の大改革

デリー政府が公共交通システムの大規模な改革に着手しました。首相レカ・グプタは、デリー交通公社（DTC）の近代化、バスのインフラ向上、ルート計画の改善に焦点を当てた重要な改革を検討中です。
交通省の高官達との会議で、首相は持続可能で包括的な交通ネットワーク構築に向けて努力していると述べました。
インド工科大学デリー（IIT Delhi）の専門知識に支えられて、市内のバス路線を合理化し、デリー地下鉄や新たな急行交通システム（RRTS）と一体化を図る動きが進んでいます。
また、DTCバス、メトロ、RRTSをまたいで使用できる統一されたスマートトラベルカードの導入が検討されており、女性やトランスジェンダーの乗客が無料でバスに乗れる「ピンクカード」制度も導入が予定されています。

デリーでは、既存の電気バスフリートが4,800台ありますが、現在でも多くのバスが古いルートで運行されています。これらのルートを合理化し、ラストマイルの接続を改善することが大きな課題です。
バスの待機場所や州間バスターミナルの改修も進められ、乗客のアクセス向上・安全性強化に繋がります。
首相は、この交通改革は中央政府と協力して行われ、ナレンドラ・モディ首相に支持されていることを強調しました。
交通大臣のパンカジ・シンは、DTCが収益増と効率化を目指して再構築されていると発表し、電気バスのサポートと労働条件の改善も進行中であることを加えました。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/amp/news/commercial-vehicle/delhi-govt-launches-overhaul-of-public-transport-network/122571547