インドの量子コンピューティング革命、QpiAIが牽引

バンガロールに拠点を置くディープテックスタートアップのQpiAIが、量子コンピューティングをリードするレースにインドを導いています。2019年にDr. Nagendra Nagarajaによって創立されたQpiAIは、人工知能（AI）と量子コンピューティングを統合することで、企業向けアプリケーションに多大な効果を発揮しています。
同社は最近、32 millionドル（約279 Crルピー）のシリーズAの資金調達を成功させ、Avataar Venturesやインド政府のNational Quantum Mission (NQM)からの支援を受けています。

QpiAIは、2025年4月に25キュービットのスーパーコンピューティング量子コンピュータ「QpiAI-Indus」を発表し、インド初の完全な量子コンピューティングシステムとしての地位を確立しました。今後の目標は、2026年か2027年初めに64キュービット量子マシーン「Kaveri」の投入と、2030年には1,000キュービットへのスケールアップです。
さらに、同社はアメリカやフィンランドにオフィスを持ち、2026年までにはインドでの量子ハードウェアの製造を確立する計画もあります。

最新の資金調達により、インドは量子技術の世界的なリーダーとしての地位を固めつつあります。NQMの会長であるDr. Ajai Chowdhryは、QpiAIの成功を称賛しており、インドが量子技術の分野でさらに成長していくことを支援する意向を示しています。

出典 : https://www.financialexpress.com/life/technology-everything-to-know-about-qpiai-the-startup-helping-indias-quantum-computing-leap-3919341/