インド発、鉄道サービス全てを一つに！ “スーパーアプリ”の野望

インドの鉄道省が、利用者のニーズに応じた鉄道関連サービスを提供する「スーパーアプリ」の開発に取り組んでいます。このアプリにより、チケット予約から電車の運行状況確認、荷物の送付まで、さまざまなサービスが一元化される予定です。
鉄道大臣のアシュウィニー・ヴァイシュナウ氏によれば、スーパーアプリには旅行パッケージやタクシー、フライト、ホテルの予約、移動中に食事の注文など、乗客が必要とするサービスが全て揃っています。
一方、貨物顧客に関しては、大量の品物や小包の予約、荷物の追跡などが可能になる見込みです。
このアプリは支払いやドキュメントの管理も可能にし、利用者をプラットフォーム内に留めて関与を深めることが狙いです。
発表時期にはまだ明確さはありませんが、2024年のローク・サバ選挙後の政府就任式から100日以内にローンチされる可能性が示されています。
また、すでにフィンテックの分野では、PhonePeやCRED、Growwなどの巨大企業が同じく一つのアプリに様々なサービスを束ねる動きを見せています。
インドのスタートアップ界では「スーパーアプリ」が新たなトレンドとなりつつあるようです。

出典 : https://inc42.com/buzz/railways-developing-a-super-app-to-bring-all-services-under-one-roof-ashwini-vaishnaw/