インド発クラウドキッチンのユニコーン企業、リーダーシップ大変革とIPOへの布石

Rebel Foodsはインドのクラウドキッチン企業で、創業者の一人であるアンクシュ・グローバー氏が新たにグローバルCEOに任命されました。
彼は2023年からインド事業を監督しており、今後は技術、財務、マーケティング、人事などの主要なグローバル機能を統括する責任を負います。
グローバー氏はNITジャムシェドプルとIITボンベイ出身で、共同創業者のジェイディープ・バーマン氏に代わりCEOのポジションに就任しました。
バーマン氏は会長兼グループCEOに就任し、会社の長期戦略や広範な投資ポートフォリオを監督します。

Rebel Foodsは2011年にバーマン氏とカロル・バネルジー氏によって創設され、Behrouz Biryani、Faasos、Ovenstory Pizza、SLAY Coffee、Wendy’s Indiaなど、数多くのレストランブランドを運営しています。
インド全土に350以上のキッチンを構え、毎日約25万件の注文を処理しています。
また、15分以内のフードデリバリープラットフォーム「QuickiES」も展開し、市場競争に挑んでいます。

経営陣の変更は、同社が公開を控えている中でタイミングが重要です。
2024年のレポートに基づき、2026年の上場を目指しているとされています。
この間、Rebel Foodsは2024年度に19%の営業収益増、1,420.2 Crルピーを達成し、純損失は42%減の378.2 Crルピーに落ち着いています。
これまでに、Temasek、Coatue、Peak XV Partners、Lightboxといった高品質な投資家から合計で7億73百万ドル以上の資金を調達しています。

出典 : https://www.siliconindia.com/news/startups/rebel-foods-appoints-ankush-grover-as-global-ceo-ahead-of-ipo-push-nid-237022-cid-19.html