インド発AIスタートアップ、プライベートクラウドの革新に挑む

インド発のディープテックスタートアップであるKluisz.aiが、ジェネレイティブ人工知能（GenAI）を駆使したプライベートクラウドプラットフォームの構築のために、960万ドルのシード資金を調達しました。この資金調達ラウンドは、初期段階のベンチャーキャピタルであるRTP Globalが主導し、Unicorn India Ventures、Blume Founders Fund、Climber Capital、及びエンジェル投資家たちが参加しています。

設立者は、OYOで元最高執行責任者（COO）のAbhinav Sinha氏、McKinseyの元パートナーであるVamshidhar Reddy氏、そしてJioの元クラウド担当副社長Abhijeet Singh氏で、同社はAIによって管理される安全かつスケーラブルなプライベートクラウドインフラの構築を目指しています。

Kluisz.aiは、自動化、セキュリティ、コンプライアンスの問題解決や、ワークロードの自動管理に力を入れています。将来の企業にとっては、セキュリティと運用の面で課題となっているプライベートクラウドを、AI時代にふさわしい形に変えることが期待されています。

この資金により、ベンガルールでのエンジニアリングチームの拡大、製品開発の加速、ならびにインドおよび中東の早期顧客とのデプロイメントサポートを行うとしています。銀行・金融、ヘルスケア、製造業、そして政府機関をターゲットに、すでに複数の潜在的な顧客との接触を開始しているKluisz.aiに、RTP GlobalのMadhur Makkar氏は、この分野での世界クラスの経験とビジョンを持つチームを支えることに興奮していると述べています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/deeptech-startup-kluisz-ai-raises-9-6-million-in-round-led-by-rtp-global/articleshow/122856045.cms