インド観光業への風を変える政府の新たな一手

インド政府は観光業のポテンシャルを生かし、国をグローバルな観光ハブにするため、いくつかの重要なステップを踏み出しています。

観光省では、観光地周辺の地元住民を対象にしたスキル開発トレーニングプログラムを各地で実施し、約12,187人を145ヶ所の目的地で訓練しました。

また、観光地のインフラ強化にも力を入れており、PRASHADスキームの下で46プロジェクトを承認し、アーンドラ・プラデーシュ州だけでも3つのプロジェクトが進行中です。さらに29箇所の観光地が同スキームの下で開発中です。

スワデシュ・ダルシャン計画を通じて、観光省は76のプロジェクトを認可し、テーマベースの観光回廊を開発しています。この計画はSD2.0（スワデシュ・ダルシャン2.0）としてアップグレードされ、57ヶ所の目的地が持続可能な観光の対象として選ばれました。

総理大臣ナレンドラ・モディ氏は、1,400クロールピー以上（約168.5 millionドル）の価値がある52の観光プロジェクトの落成式を行いました。

COVID-19パンデミックに対応するため、観光省はSAATHI（System for Assessment, Awareness and Training for Hospitality Industry）というイニシアチブをQCI（Quality Council of India）と共に始動しており、ホテル業界が安全に運営を続ける準備を整えます。

さらに、観光関連サービスセクターに影響を受けた企業向けの保証付き融資計画があり、観光省に認可/承認された各事業者に最大12,110ドルの融資が行われます。

スキル開発のための融資保証も提供され、IBAのメンバー銀行によって、1.5 lakhルピー（約1,801ドル）までの教育ローンが無担保、または第三者保証なしで貸し出されます。

出典 : https://www.ibef.org/industry/tourism-hospitality-india