インドの就職市場に春の兆し！保険・IT・ホスピタリティ業界で採用活動が活発化

最新のナウクリJobSpeak指数によると、2020年6月の人工知能（AI）および機械学習（ML）の役割は前年比42%増となり、前月の成長率25%からさらに上昇しました。グローバル能力センター（GCC）の採用も9%増加しました。

白襟職の就職市場も同様に健康的な11%の成長を達成しており、特に保険業界は32%、ホスピタリティ業界は21%と、各セクターの中で頭角を現し始めています。

長い沈静化の末、IT業界の採用は5%増加し、特にTier-II都市がその回復を牽引しています。16年以上の経験を持つシニアIT専門家は特に需要が高く、このグループにおける採用は16%増加しました。新卒者の採用も活発化しており、新卒者の雇用は6月に11%増加しています。コインバトールはその月の新卒者採用の中心となり、採用活動は24%急増しました。

特にホスピタリティ（40%）、石油・ガス（29%）、不動産（25%）、ヘルスケアといったセクターで新卒者採用が著しく増加しました。また、建築・インテリアデザイン、広告・PR、家電製品、メディア・エンターテインメントのエントリーレベルの職で特に強い成長が見られました。

スタートアップの採用状況は、プネー、バンガロール、チェンナイといった主要都市圏において引き続き高く、インドのユニコーン企業間でも30%の採用増が見られました。ナウクリの首席企業責任者であるパワン・ゴヤルは、「6月の注目すべき点は、ホスピタリティやBPO/ITESなどのコアサービスセクターにおける採用の鋭い回復です。また、沈滞した期間の後のIT雇用の前向きな動き、特にTier-II都市からの強い需要が見られたことも励まされます。非技術部門での新卒者採用が引き続き盛んであり、若い専門家向けのチャンス拡大を反映しています。」とコメントしています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/information-tech/it-sector-hiring-rose-5-yoy-in-june-ai-ml-see-42-spike-naukri-jobspeak-report/articleshow/122972254.cms