インドのテッセル社、AI駆動のデータベースサービスで資金調達

インドのスタートアップ企業テッセルは、AIを駆使した次世代マルチクラウドデータベースサービス(DBaaS)プラットフォームを提供しており、シリーズBの資金調達ラウンドで6000万ドルを集め、総資金額は9400万ドルに達しました。資金調達はWestBridge Capitalが主導し、Lightspeed Venture Partnersが継続投資を行い、新たにB37ベンチャーズとRocketship.vcが参加しました。

この投資により、テッセルは世界市場への展開を加速し、AIを活用したデータ管理ソリューションの革新を推進します。同社は企業がクラウドベースのデータ管理に直面する課題に取り組むために設立され、完全マネージド型で高性能、安全なデータベースプラットフォームを提供しています。データの分断をなくし、データベースのパフォーマンスを向上させることで、ビジネスがデータから価値を引き出す方法を再定義すると同社は主張しています。

テッセルの共同創業者であるバラ・クチボトラCEOは、プラットフォームが企業のデータエコシステムに変革をもたらすと強調しており、より高度な機能の開発、企業データ管理の未来をリードし続けるためにこの資金が使われると述べています。同社は、ポストグレSQLやMySQLなどの一般的なデータベースとの互換性を持ちながら、高可用性、災害復旧、統一されたクラウド管理、エンタープライズグレードのセキュリティとコンプライアンス機能を備えた製品を提供し、データ管理をより会話型で手頃な価格で処方的なものにすることを目指しています。

出典 : https://www.bwdisrupt.com/article/tessell-raises-60-mn-in-series-b-553231