グローバル市場が支えるインド二輪車メーカー、国内では税制に課題

バジャジ・オートが、2025年8月に全体の販売台数41万7,616台を報告しました。これは前年同月と比べて5%増です。
特に輸出が伸び、国内市場の低迷を補っています。2輪車は3万4,187台でわずか2%増となり、内需は12%減の1万8,409台と落ち込む一方で、輸出は25%増の15万7,778台と好調を保っています。

商用車部門も活況を維持し、年間で21%増の7万5,729台を売り上げました。輸出は58%増の2万7,440台と顕著です。

さらにバジャジ・オートの首脳部は、税制における真の課題を提起しています。経営者のラジーブ・バジャジは、二輪車のGST（物品サービス税）が18%で、「非常に高い」と批判しており、顧客へのコスト圧力を軽減するためにも税率の引き下げを訴えています。

一方、州政府の電気自動車（EV）奨励金の遅延が、特にマハラシュトラ州で見られ、新しい市場の勢いに影響しているとバジャジは主張しています。このような状況が国内の消費者を消極的にし、製造業者にとって重要な問題であることを物語っています。

出典 : https://auto.hindustantimes.com/auto/news/bajaj-auto-two-wheeler-sales-dip-12-in-august-2025-exports-cushion-fall-41756703749344.html