インド発！革新的なヘルスケアと宇宙スタートアップの勢い

インドのヘルステックスタートアップ「Qure.ai」が、優れたAI技術を活用して世界的なヘルスケア問題に対応する実績を評価され、ETスタートアップアワード2025のトップイノベーターに輝いたことが明らかになりました。
ムンバイで2016年に設立された同社は、AIによる診断ツールを通じて医療を手頃な価格でアクセス可能にすることを使命としており、結核や肺癌、呼吸器系の疾患の迅速な診断に貢献しています。
現在Qure.aiの製品は、100カ国で展開され、FDA（米食品医薬品局）の認可を18回受け、4,500の病院で使用されており、その中にはインド国内の病院500カ所も含まれます。

また、同社は、ドクターと患者の対話を記録し、業務を効率化するための要約を生成するラージ言語モデルを使ったAIコパイロットの開発も手掛けています。
設立者のプラシャント・ワリエール氏は、認識されたことに深く感謝し、革新的な医療技術を進歩させることに集中していると述べました。
同社は最後に2024年に約3億ドルの評価で資金調達を行い、FY24には、前年の77 Crルピーから141 Crルピーの収益を報告しています。

注目のライバルとして、量子コンピューティングのスタートアップ「Quanfluence」や、珍しい地球外金属やマグネットを使わないモーターを製造する「Chara Technologies」、また、自動運転車を構築する「Minus Zero」があります。
さらに、「Orbitt Space」は、地球の表面から200から500キロメートル離れた超低地球軌道（ULEO）の衛星を奪取するための打ち上げ車両の開発に取り組んでおり、これらの先進企業は、通信会社や防衛業界、地球観測機関に利益をもたらすことが期待されています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/et-startup-awards-2025-top-innovator-qure-ai-bridges-diagnostic-gap/articleshow/123620942.cms