インドの配達アプリ競争激化！料金値上げから読み解くZomatoとSwiggyの今後

インドの配達アプリ大手Zomatoが、祝祭日シーズンに合わせてデリバリーサービスのプラットフォーム料金をRs 10ルピーからRs 12ルピーに引き上げました。この値上げは、同業他社のSwiggyが一部地域でRs 14ルピー（GST込）に値上げしたのに続くものです。

両社は2023年以降、顧客から一定の手数料を徴収するプラットフォーム料金を導入し、徐々に金額を高めています。この戦略は、祭りの時期に高めることで、収益の足場を固めているとされます。

Zomatoの持ち株会社は、4月から6月の期間に前年同期比16%増のRs 10,769 Crルピーの総注文額を記録していますが、これは以前の20%以上の増加率から緩やかになっています。

一方で、両社は、主力のフードデリバリー事業が圧力を受ける中、クイックコマースへの投資を続けています。特にZomatoは、90%の急減益を公表し、SwiggyもInstamartへの投資が主な原因で損失が拡大しています。

Rapidoという新進企業がOwnlyというサービスをバンガロールで開始し、より低い手数料でZomatoとSwiggyに対抗しているため、今後の市場はより一層の競争が予想されます。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/zomato-hikes-platform-fee-to-rs-12-ahead-of-festive-season/articleshow/123661503.cms