インドのFirstClub、シリーズAで巨額資金調達！品質重視のクイックコマース市場に挑む

インドのクイックコマーススタートアップ「FirstClub」が、シリーズAの資金調達で2300万ドルを確保し、市場評価額を前回の評価の約3倍にあたる1億2000万ドルに引き上げました。資本のほとんどは株式に割り当てられており、AccelやRTP Globalなど著名な投資家がリードしています。

FirstClubは元FlipkartとCleartripの重役、Ayyappan Rが2025年に創業しました。彼らは、10分の速達に注力する競合他社とは異なり、品質、編集された商品ラインナップ、信頼を前面に出しています。現在ベンガルールに4つの暗黒店（クラブハウス）を運営しており、品質にこだわった4000点を超えるSKUを取り揃えています。そのほとんどは地元で調達した商品ですが、一部は輸入品も取り扱っています。

この資金によって、FirstClubは6ヶ月以内に35の新しい暗黒店へと拡大し、ペットケア、子供向け食品、栄養補助食品、家庭用品、贈答品など新しいセグメントへの展開を計画しています。また、カフェや日々の定期購読など、新たな履行モデルの導入も視野に入れています。

運営の指標も強い初期の兆候を示しており、60%を超えるリピートオーダー率、同業他社の2倍の平均注文価格、そして独自のリーンなビジネスモデルによってセグメント内で最高の粗利益を誇っています。Ayyappanはベンガルールをテストベッドと見なしており、最高の祝祭日シーズン前に市全体のカバー率を達成することを目標に掲げています。

出典 : https://voice.lapaas.com/firstclub-raises-23m-at-120m-valuation/