インドのエドテックユニコーン、PhysicsWallahが上場に向けて動き出す

インドのエドテック業界をリードするPhysicsWallah（PW）が、株式公開（IPO）を目指しています。証券取引委員会（Sebi）に提出したドラフトの内容によると、同社は新規株式の発行により3,100 Crルピー、創業者による売却により720 Crルピーを調達する予定です。このIPOは2025年の経済新聞スタートアップ賞において「今年のスタートアップ」部門にノミネートされ、IPO承認は7月18日に取得しました。

新しいオフラインおよびハイブリッドセンターの設立、既存センターのリース料金支払い、子会社への投資、さらには企業買収など、さまざまな目的で新たな資金を使用する計画です。会社は、プロダクトの拡充や市場での地位の確立のために戦略的投資や買収、パートナーシップを積極的に模索しています。

2016年にYouTubeチャンネルとしてスタートし、2020年に正式な法人となったPWは、オンラインクラス、オフラインセンター、テスト準備、スキリングといった全方位の教育プラットフォームに急成長を遂げています。同社の売上は、FY23年からFY25年にかけて97%の複合年間成長率（CAGR）を達成しました。

FY25の収益は2,886 Crルピーに達し、前年度の1,940 Crルピーから大幅に増加しました。また、損失も前年の1,131 Crルピーから減少し、243 Crルピーになりました。試験準備の分野では、アーカーシュインスティテュートやアレンキャリアインスティテュート、アナカデミーと競合しています。

創業者であるアラク・パンディとプラティーク・マヘシュワリは、IPO前の株式の80.7％を持っており、ベンチャーキャピタル支援を受けたスタートアップとしては非常に高い持ち分です。バイジューズの崩壊後、市場調整を経た後、公開市場に上場する初めてのインドのエドテック企業になる予定です。2024年9月には、ホーンビルキャピタルとライトスピードから2億1千万ドルを調達しました。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/technology/physicswallah-files-updated-papers-for-rs-3820-crore-ipo-alakh-pandey-prateek-maheshwari-to-pare-stake/articleshow/123742997.cms