インドAIスタートアップ、法的問題解決に向け資金を調達

最先端技術を活用し、インド国内の法律事務を革新するためのAIスタートアップ、Jhana.aiが、160万ドルのシード資金を調達しました。このラウンドは、Together Fundによって主導され、FreshworksおよびEka Softwareの創設者であるGirish MathruboothamとManav Gargが設立したものです。

OpenAIのShyamal Anadkatなどの投資家や、CredのKunal Shah、Razorpay創業者らも参画し、AI法務アシスタントのベータテストや製品提供を通じて、法律事務所や企業の法務チームへのサービスを展開しています。Jhana.aiは、AIリーガルアシスタントを用いたサービスによる法的サービスへのアクセスを民主化することを目指しており、

新たな資金は独自のデータセットやAIモデルの開発に加え、法律と人工知能の両分野の研究員の採用に使用されるとしています。インドの法務システムは、約5千万件の未解決案件が積み重なる状況で、技術と法律システムとの橋渡しを図ることが急務です。

創設者の一人Em McGloneは、「ガバナンスシステムに依存しているすべての人に対し、法律上の正義、情報、戦略へのアクセスを民主化する技術を構築したい」と述べています。この動きは、インドでのAIスタートアップへの資金獲得が減少している中で、非常に重要です。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/legal-tech-startup-jhana-ai-raises-1-6-million-from-together-fund-others/articleshow/113665139.cms