インドの自動車市場をリードするマルチ・スズキ、2030年に向け拡大戦略

インド最大の自動車メーカー、マルチ・スズキが、2030年度までにディーラーネットワークを大幅に拡張する計画を発表しました。すでに約3,900の販売・サービス店舗を持つ同社は、更に地方都市を中心に年々新店舗の増設ペースを高め、2030年には6,800店舗を目指します。
新たに展開するNexaチェーンには、よりプレミアムな車種が並び、電気自動車（EV）の市場参入も視野に入れられています。特に、30%の販売がNexaから出ており、それらはプレミアムモデルで、既に小都市や町からの販売も35%を占めています。
この拡張は、大都市以外の地域における新たな顧客層の獲得と、競合各社が力を入れるSUV市場への対抗が目的です。同社はグランド・ビターラやフロンクスなど、アップデートされたSUVラインナップにも力を入れ、インドの自動車市場でのリーダーシップを保持し続ける戦略を練っています。

出典 : https://auto.hindustantimes.com/auto/news/no-maruti-suzuki-too-far-as-company-aims-at-doubling-outlets-by-2030-41727262815119.html