インドのエドテック企業PhysicsWallahがIPOで飛躍へ

エドテック業界のユニコーン企業であるPhysicsWallahが、3,820Crルピーを調達するために改訂された赤字注意喚起募集（DRHP）をインド証券交換委員会（SEBI）に提出しました。このIPOでは、3,100Crルピーの新株発行と720Crルピーの分割売却が含まれており、共同創業者のAlakh Pandey氏とPrateek Maheshwari氏がそれぞれ360Crルピー相当の株式を売却します。

集めた資金は、新たなオフラインおよびハイブリッド教育施設（460.5Crルピー）、リースの支払い（548Crルピー）、子会社への投資（Xylem Learningに対して47Crルピー、Utkarsh Classesに対して34Crルピー）、クラウドとサーバー基盤（200Crルピー）、マーケティング（710Crルピー）、Utkarshへの出資（26.5Crルピー）など戦略的拡張に充てられます。

2016年にYouTubeチャンネルからスタートし、2022年にはエドテックユニコーンにまで成長したPhysicsWallahは、強力なデジタルプレゼンスを誇り、オフラインでも足場を拡大しています。財務状態も改善し、IPO前の有望な兆しを見せています。

また、同社は今年の7月にSEBIから機密性のある初版DRHPの承認を受け、正式にIPOプロセスへの参入を果たしました。予定されているIPOでは、PhysicsWallahはインドで上場する初の新世代エドテック企業となることでしょう。これにより資本市場を見据える類似のスタートアップにとって先例となることが期待されます。

出典 : https://www.bwmarketingworld.com/article/physicswallah-files-drhp-for-rs-3820-cr-ipo-570493-570526