インドの起業支援を先導するアーサ・インディア・ベンチャーズ、第二回目のVCファンドを発表

アーサ・インディア・ベンチャーズ（AIV）は、合計500Crルピーの中で250Crルピーを初回クローズした、アーサ・ベンチャー・ファンドII（AVF II）を発表しました。
さらに100Crルピーのグリーンシュー・オプションを用意しています。AIVは、このファンドを使って、プレミアム消費分野、フィンテックインフラ、応用AI、ディープテック等に特化した36のシードステージのスタートアップへの投資を計画しています。

初期の投資は約4Crルピーからスタートし、その後の投資ラウンドで最大28Crルピーまで増加させることができます。AIVのマネージング・パートナーであるアニルード・ダマニ氏によると、AVF IIは投資対象企業への平均的な保有割合を15～20%として、4年間の投資サイクルで運営されます。

国内外の投資比率は80:20で、初回のコミットメントの90%がインドのLP（リミテッド・パートナー）、ファミリーオフィス、企業売却を経験した創業者からのものですが、10%は国際投資家からの投資となっています。早期の支援者には、シャヒグループや、グランス・ファイナンスのナレンドラ・カーナワット、DSPファミリーオフィス、およびAIVの既存ポートフォリオからの創業者が含まれています。

AIVの第一回ファンドは、アグニクル・コスモスやエヴァレスト・フリート、レンデンクラブ、インスタアストロなどの企業に投資し、2025年8月には、上位15%の企業へのシリーズBとCの投資を目的としたアーサ・セレクト・ファンド（ASF）を432Crルピーでクローズしました。

新しいファンドは、高成長でイノベーション主導の分野への効率的な長期投資により、インドのスタートアップの次なる成長段階を形作るアーサの戦略を強化しています。

出典 : https://www.bwdisrupt.com/article/artha-india-ventures-marks-first-close-at-rs-250-cr-for-avf-ii-575426