インドが世界3位のフィンテックスタートアップ大国に！

2025年の最初の9ヶ月で、インドはフィンテックのスタートアップが合計16億ドルを調達し、世界第3位のフィンテックスタートアップ生態系として位置づけられました。このデータは、Tracxnの「India FinTech Funding」レポートによるもので、米国や英国に次ぐ総資金調達で、インドが金融革新と技術主導型の起業家精神のグローバルハブとしての地位を再確認しています。
前年比で17%減少はありましたが、早期段階の資金調達は8%増加し、インドのフィンテック産業の潜在能力への投資家の信頼が続いていることが示されています。一方で、市場の慎重な見方から、後期段階やシード段階のラウンドはより大きな調整を経験しました。
この期間にはGrowwが202百万ドルのシリーズF、Weaver Servicesが170百万ドルを調達するなどの大規模な資金調達ラウンドが2件行われ、バンガロールとムンバイはそれぞれ国内の総資金調達の52%と22%を占めるトップのフィンテックハブとしてその地位を維持しています。
また、23件の買収、1件のIPO、2つの新たなユニコーン企業の登場により、セクターの継続的な統合と成長が目撃されています。主要投資家にはVenture Catalysts、Antler、Peak XV Partnersなどが名を連ねます。
Tracxnの共同創設者であるネハ・シンは、「インドのフィンテック生態系は、資金調達が減少している中でも回復力を示し続けています。持続的な早期段階の活動と新しいユニコーン企業の出現が、長期的な投資家の信頼とセクターの適応能力を強調しています」と述べました。

出典 : https://www.bwdisrupt.com/article/india-s-fintech-funding-falls-17-to-1-6-bn-remains-third-largest-ecosystem-globally-575011