インドの電動バイクスタートアップ、オラ・エレクトリックの新たな進展

インドの電動バイクメーカー、オラ・エレクトリックが開発した最も手頃なスクーター、S1 X 2kWhが、自動車産業向けの製造連携インセンティブ(PLI)スキームの適格性を満たすことを認定されました。これにより、S1 X 2kWhはオラ・エレクトリックの製品ラインナップの中で、PLI認定を受けた5つ目の製品となります。
この認定はインドの重工業省が定めるローカリゼーション基準を満たしており、認定はインド自動車研究協会から付与されました。オラ・エレクトリックのマスマーケット向けスクーターは、全て厳格な最低地産地消基準の50%を遵守しており、同社が地元製造強化と政府基準の遵守に注力していることを強調しています。

さらに、オラ・エレクトリックは2024会計年度から始まる5年連続で、製品の「決定販売価格」(DSV)の13%から18%の範囲でインセンティブを受け取る予定です。同社は以前にもS1 Pro、S1 Airおよび他のモデルでPLI証明書を受け取っています。

オラ・エレクトリックの広報担当者は「S1 X 2kWhが第5のPLI認定製品として迎え入れられたことは、我々の垂直統合製造の強さを裏付け、インドのEVビジョンを進める重要な達成といえる。政府の野心的な自動車PLIスキームは、メーカーに国内供給網の強化や国内製造の促進、規模の経済を実現するための支援を促すゲームチェンジャーだ」と述べています。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/amp/news/two-wheelers/ola-electrics-s1-x-2-kwh-receives-pli-certification/113727477