印インテジェンスの未来を創る—FireAIが4000万ルピーで新展開

インドのスタートアップFireAIが、AIを活用したビジネスインテリジェンス分野で注目を集めています。Inflection Point Ventures（IPV）が主導するシードファイナンスラウンドにより、4000万ルピーの資金を調達しました。
この資金は、製品開発の加速、新市場への進出、インド初の会話式ビジネスインテリジェンスエコシステムの構築に向けた技術チームの強化に使われる予定です。

FireAIは、複雑なダッシュボードを使用せず、AIツールを介してデータに容易にアクセスできるようにすることで、組織のデータとのやり取りを単純化することを目指しています。すでにダイアグノスティック分析を含む多様な分析機能を持つ独自のAIエンジンを基盤としたプラットフォームを開発し、国際的にも拡大を遂げています。
特にドバイ、アブダビ、ケニア、アフリカにも展開し、大手企業だけではなく政府eマーケットプレイス（GeM）などのクライアントにサービスを提供しており、700以上のデータソースとの統合が可能です。

創業者のVipul Prakash氏は、ZomatoやDelhivery、BharatPeなどでの経験を活かし、ビジネスインテリジェンスをより身近なものにするミッションを推進しています。また、世界のデータアナリティクス市場が2033年までに4820億ドルに成長すると見込まれている中、FireAIは国際市場の拡大を目指し、より賢く迅速なデータ駆動型の意思決定を支援する計画です。

出典 : https://www.varindia.com/news/ai-startup-fireai-raises-4-crore-seed-funding-from-inflection-point-ventures