インドの高級会員制コンシェルジュサービス「Rare Club」の新展開

フードテック分野で知られる企業Swiggyが、10月末に市場に投入予定の「Rare Club」会員プログラムを開始しました。これは、年会費50,000ルピーから提供される高価格なコンシェルジュ・メンバーシップで、特別な体験やイベントへのアクセス権をプレミアム加入者に提供するものです。

現在招待制であり、富裕層や若手専門家を対象にしており、会員は飲食、コンシェルジュサービス、イベント参加やネットワーキングの機会のほか、一般には提供されない特別な取引にアクセスできます。

また、Swiggyは上場を控え、証券取引監視委員会（SEBI）に初めて披露目された赤字草案見積書（DRHP）を提出しました。最近ではIPOの規模を375億ルピーから500億ルピーへと増加する承認を得たと報じられています。

競合他社であるZomatoもエンターテイメント分野への足場を固めつつあり、Paytmのイベントや映画のチケット販売子会社を204.8億ルピーで全額現金で買収しました。
他方で、Swiggyはその運用収入を前年比36%増の1,124.73億ルピーにまで伸ばし、急速に成長を遂げているSwiggy Instamartに支えられています。

出典 : https://inc42.com/buzz/ipo-bound-swiggy-pilots-concierge-subscription-for-premium-customers/