インドの医療格差を埋める新興ヘルステック企業「MedySeva」

インドのヘルステックプラットフォーム「MedySeva」が、地方および中規模都市の住民に向けたオンライン診療と対面診療のサービスを提供しています。最近、Unicorn India Venturesを主導とするシード資金調達ラウンドで4 Crルピーを調達しました。
この資金は、インド国内のTier 2とTier 3の都市を中心に、物理的な診療所の展開、テレメディシンプラットフォームの強化、デジタルインフラの拡充、認知度と患者参加プログラムの拡大、そして地域での運用体制や臨床サポートチームの構築・訓練に使われます。

過去12カ月間に、MedySevaは地方および中規模都市で10万件以上の診療を提供し、患者の再診率は60%に達しています。今後18カ月で年間診療数を20万件まで増やすことを計画しています。さらに、医療大学との協力で診療所を開設し、患者への迅速で効果的なケアを目指しています。

MedySevaは、一般診療から神経科、婦人科など10以上の専門医を採用し、患者サービスを強化しています。医療の全体的なエコシステムを提供する目的で、地元の薬局や医療提供者とも提携しています。そして、今後18～24カ月で、500以上の物理・デジタル融合医療センターをインド全国に展開し、新しい州にも進出する計画があります。
テレメディシンプラットフォームを利用して、都市部の医師や医学部、地域医療を統合した一元化された地方医療エコシステムの構築を目指しています。

出典 : https://mediabrief.com/medyseva-raises-rs-4-crore/