インドの物流テクノロジー企業Shiprocket、株式上場へ

Shiprocketの共同創業者でCEOのSaahil Goel氏は、新たな成長段階に入ると見ており、まもなく実施される同社の株式公開（IPO）に関連し、インドの直送・オンライン・速達商取引市場の拡大によって、新たな事業チャンスが提供されるとコメントしました。
同社は、Temasek、Zomato、Paypalといった草分けの投資家たちから支援を受けており、今年、規制当局からのフィードバックを受けるための「秘密ルート」で初期の赤字ヘリングの目論見書案をSebiに提出しています。

Goel氏によれば、IPOは企業を「制度化」する上で重要なマイルストーンであり、利害関係者の長期的な生産的リターンに沿った整合性をもたらすものですが、事業終了を意味するわけではないと述べています。
さらに、同氏は、技術スタックを活用して、インドの中小企業、D2Cブランド、ソーシャルコマース販売業者に対する配送、フルフィルメント、顧客コミュニケーション、マーケティングツール、および商取引インフラストラクチャーを統合するというShiprocketのビジョンについても語りました。

企業は、国内外での小売業者、運送業者、消費者をつなぐ物流データプラットフォームを持っています。
FY25には、Shiprocketの収益は前年比24%増の1,632 Crルピーに成長しました。また、主要事業である国内配送プラットフォームと付加価値技術の提供からの収益は20%以上増加し、1,306 Crルピーに達しました。
一方で、同社は前年度の595 Crルピーの損失から74 Crルピーに損失を大幅に削減し、FY25年度には7 Crルピーの現金EBITDAが黒字になるなど、経営の健全化が進んでいます。

出典 : https://infra.economictimes.indiatimes.com/news/logistics/key-milestone-will-mark-new-growth-chapter-amid-online-qcomm-boom-shiprocket-ceo-on-upcoming-ipo/125518563