インドの決済大手PayUの急速な進化

フィンテック大手PayU Indiaは、今期上半期に決済とクレジット事業の成長により、前年比20%増の3億9700万ドルの収益を報告しました。特に決済サービスは3億100万ドルに達し、その内34%が詐欺検出や多重認証といった付加価値サービスからの収入でした。

さらに、統合型決済インターフェース(UPI)取引の小額決済が牽引し、決済量は55%増加。中小企業向けの取り組み強化が奏功し、取引手数料率は安定しています。クレジット事業も17%増の9600万ドルを記録し、6.4億ドルの貸し出しを行いました。この成長は長らくの低迷や規制の不確実性の後であり、特筆すべき点です。

最近では、インド中央銀行から決済アグリゲーターとしての運営許可を取得。新たなUPI発行および取得プラットフォームUPINXTを開始しました。グローバルでは、インドと東南アジアの事業を統合し、Anirban MukherjeeをCEOに指名し、グループ全体では親会社のProsusが上半期に22%の収益増を報告しています。

出典 : https://m.economictimes.com/tech/startups/payu-india-posts-20-revenue-growth-in-h1-fy26-on-payments-and-credit-momentum/articleshow/125536078.cms