インドEdtechユニコーン「Physics Wallah」、公開へ向け巨額資金調達

Physics Wallahというインドの教育技術（Edtech）スタートアップが、公開株式のオファリング（IPO）を来年に控え、投資銀行としてAxis Capital、Kotak Mahindra Capital、Goldman Sachs、JP Morganを選定しました。
先月、Hornbill Capital主導の資金調達ラウンドで2億1000万ドルを手に入れ、企業評価額を前回の倍にして2.8億ドルに引き上げました。

今回予定されている公開株式オファリングでは、新規株式の発行と既存株の売却が混在することが見込まれ、具体的な発行量は未定ながら、総額で4億ドルから5億ドルを目指す計画です。
Physics Wallahは、アラク・パンデーとプラティーク・マヘシュワリによって2020年に創立され、K-12生徒向けコースや試験対策、UPSCコーチングなどを提供している数少ない利益を出しているEdtechスタートアップの一つです。

しかし、経費の著しい増加により、2023年度の純利益は前年度の9億8200万ルピーから90%以上減少し、8億9000万ルピーにとどまりました。
一方で、運営収入は233クロールピーから779.3クロールピーへと234%増加しています。
このような動きは、インドの活況を呈するIPO市場を背景に、多くのスタートアップが上場を目指している中で起こっています。

出典 : https://inc42.com/buzz/physics-wallah-selects-4-investment-bankers-for-500-mn-ipo/