インド発B2Bマーケットプレースが公開準備、スタートアップ界の新たな動き

インドのベンガルールに拠点を置く、B2BマーケットプレーススタートアップのZetwerkが公開初期提供（IPO）を視野に入れています。
Lightspeedに支援される同スタートアップは、JP Morganとの初期段階の話し合いを持ち、他の2-3の銀行とも上層部が議論を交わしていると、情報筋はInc42に伝えました。
これらの話し合いはまだ初期段階であり、何も確定していないとのことです。
なお、Zetwerkは最後の評価で$2.8 Bnに達し、今後2年間で公開を目指しています。

2018年に設立されたZetwerkは、製造業者とベンダーやサプライヤーを繋ぐ、産業用機械部品の調達を行っています。
今年初めには、ITハードウェア、テレビ、携帯電話、ヒアラブル、ウェアラブル製品分野における電子製造能力の成長のため、1,000 Crルピーの投資を発表しました。
また、テレビとディスプレイデバイス事業にも参入し、1年間に240万台の生産能力を持つ北インド最大級のTV製造設備を稼動させました。

このスタートアップは、これまでに$700 Mn以上の資金を調達し、Mars Growth CapitalやGreenoaks Capital, Peak XV Partnersなどが出資者です。
競合他社としてはMoglixやOfBusinessなどがありますが、OfBusinessも2025年後半に10億ドルのIPOを計画中です。
インドの市場においては、Ola ElectricやAwfis、Go Digit等を含む10のスタートアップが今年公開され、さらにSwiggy、Ecom Express、MobiKwikなどが数ヶ月内に公開デビューする予定です。

出典 : https://inc42.com/buzz/zetwerk-begins-talks-with-jp-morgan-other-bankers-for-ipo-exclusive-zetwerk-begins-talks-with-jp-morgan-other-bankers-for-ipo/