アンドラプラデシュ、クリーンエネルギーの大変革へ

アンドラプラデシュ州のNチャンドラバブナイドゥ首席大臣が、州をクリーンエネルギーの中心地に変貌させる野心的な計画を発表しました。強固な電力供給体制の構築と州の財政負担の軽減がその柱です。APSRTCは5年以内に全てのバスを電気バスへと転換するよう指示され、既に1,000台のEVバスの購入が承認されました。さらに、5,000箇所のEV充電ステーションの設置が計画されています。

火曜日の高層級レビュー会議で、首席大臣は効率的な電力事業の推進を指導。貯水池近くのポンプ貯水発電所案件や、火力発電所から排出されるフライアッシュの有効利用について、IITと共に解決策を探るよう指示しました。また、鉄合金産業に対するインセンティブの期間を1年延長し、これにより政府は追加で1,053Crルピーの負担を負います。

電力供給状況やPM-KUSUM計画、PMスーリャガールムフトビジリヨジャナによる屋上ソーラーの拡大、電力購入費用の見直しについても検討され、産業、農業、住宅、商業利用者への安定した高品質の電力供給を確保するよう命じています。首席大臣は、「現在9.2%の送電と配電の損失率を2029年までには大幅に削減し、電力購入費用のさらなる削減のために他州との電力交換協定を探るべきだ」と発言しました。

さらに、政府施設の太陽光発電の活用が推進され、483棟以上にソーラーパネルが設置され、約150MWの電力が生み出される予定です。PMスーリャガールムフトビジリヨジャナの下では、SC/STの恩恵を受ける住民には無料でソーラー屋上ユニットが設置され、BCの顧客には3kWまでの設置に対して2万ルピーの補助金が提供されます。また、首席大臣は、織工への無料電力供給200ユニットと、力織機への500ユニットの提供を指示しました。

過去の政策の失敗を引き合いに出して、ナイドゥ首席大臣は前政府がPPAをキャンセルしたことで消費者が負担を強いられたと批判し、現在の政府の透明性ある電力財政改革によって、それらの負担がゼロになったと語りました。このレビュー会議にはエネルギー大臣のゴティパティ・ラビ・クマール、最高財務責任者のK・ヴィジャーヤナンド、Transco、Genco、Discomsの上級役員らが出席しました。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/industry/andhra-pradesh-chief-minister-orders-1000-electric-buses-and-5000-charging-stations-to-boost-clean-energy/125732841