インドの大手保険会社、顧客データ流出の疑惑に揺れる

インドの大手保険会社スター・ヘルスが、顧客データのオンライン流出に直面しています。3,000万人以上の顧客情報が漏えいし、フルデータセットが$150,000（約1.26 Crルピー）で販売されているとの報告があります。
この流出事件では、スター・ヘルスのCISO（最高情報セキュリティ責任者）による不正行為の証拠は、これまでのところ見つかっていません。ハッカーは、CISOが情報を販売し、さらにサーバーへのアクセス権を維持するために追加の金銭を要求したと主張しており、これを裏付けるとされるチャットログやメールの交換記録を公開しています。

インド国内ではサイバー攻撃が増加しており、銀行や他の金融機関も被害に遭っています。政府はサイバー犯罪への対応強化として、容疑者の中央レジストリの創設やサイバー詐欺対策センター（CFMC）の設立、Samanvayプラットフォームの導入を進めています。スター・ヘルスは、独立したサイバーセキュリティ専門家による徹底的な調査を行い、顧客サービスの継続を強調しています。

出典 : https://inc42.com/buzz/hacker-alleges-cisos-hand-in-star-health-data-breach/