インドのフィンテック大手Paytm、新たな飛躍の兆し

フィンテック産業のリーダーであるインドのPaytmの株価が急騰し、火曜日の取引を753.60ルピーで終え、市場評価額は57億1000万ドルに跳ね上がりました。この株価の上昇は、同社が消費者決済事業に再投資すると発表したことに続くものです。CEOのVijay Shekhar Sharma氏によると、規制の影響で顧客ベースが減少したため、これからは消費者決済事業に焦点を当てるとのこと。

消費者向けの決済事業を強化すると同時に、Paytmは人工知能（AI）の活用に倍力し、AI分野でのイノベーションを推進するAIフェローとしてManmeet Dhodyを起用しました。また、技術上級副社長Deependra Singh Rathoreを新しい決済技術責任者に昇格させるなど、技術面での戦略変更も行っています。

このような変化は、Paytmが2021年11月に公開したときのリスト価格の60%以上低い現在の株価にもかかわらず、４週間にわたる株価上昇の一環です。CEOは、IPOの際に選んだ投資銀行家選びを後悔しているとも述べています。

出典 : https://inc42.com/buzz/paytm-zooms-over-15-after-vijay-shekhar-sharma-reiterates-focus-on-consumer-payments/