インド発スタートアップsliceの野心：資金調達と事業拡大への道

インドのフィンテックスタートアップであるsliceは、2016年にRajan Bajajにより設立された企業です。元々はSlicepayとして知られ、クレジットカードのような事前払い決済手段を提供するbuy now pay later（BNPL）プラットフォームとして運営を開始しました。しかし、インド準備銀行（RBI）がNBFCによる事前払い決済手段（PPI）に対する信用提供を禁止したことを受け、事業モデルを変更しました。現在、sliceのサービスは、UPI決済、消費者向けクレジット、アプリ経由のプリペイド決済銀行アカウントなどを包括しています。
最近では、71.73 Crルピー（約8.6 Mnドル）の資金を部分的に受け入れる形の株式発行により調達することが承認され、また約36 Mnドルを調達するために、1株100,000ルピーの条件付き転換社債を30,000まで発行する特別決議も行われました。さらに、のNorth East Small Finance Bank（NESFB）との合併に関してインドの競争委員会（CCI）および国家法令トリビュナル（NCLT）の承認を得たことが報じられています。
金融面では、sliceの親会社は2022-23会計年度に253.7 Crルピーから405.8 Crルピーへと損失が増加していますが、それでもなお業界での地位を築いている様子です。

出典 : https://inc42.com/buzz/slice-gets-board-nod-to-raise-inr-71-73-cr-via-partly-paid-up-shares/