インド物流大手BlackBuck上場に向けIPOが低迷、リテール投資家からは強い支持

2015年に設立されたインドの物流大手BlackBuckが、B2B市場向けオンラインフルトラック貨物輸送サービスで注目を集めています。同社は、インドのトラックオペレーター向けに支払いオプションや貨物マーケットプレイス、車両のファイナンスサービスを展開しており、オンライントラッキングプラットフォームで27%の市場シェアを持っているとされています。
最近公開された初の株式公開（IPO）は、定められた価格範囲の上限である259ルピーから273ルピーで、投資家から約1,115Crルピーを集める見込みです。公募株はリテール参加者から大きな関心を集めており、92%が申し込まれました。しかし、資格のある機関投資家の部分はわずか25%の予約に留まり、非機関投資家からの関心はさらに低い状況です。
一方で、従業員向け部分は予想以上に5.34倍の超過予約で、投資家からの強い関心が垣間見えます。なお、BlackBuckはIPO前に、NomuraやInvesco、SBI、Streadviewなどの主要投資家から501Crルピーを調達しました。
このような状況の中で、インドのスタートアップは市場公開への一途を辿っており、近々他の多くの企業も株式公開を計画しています。

出典 : https://inc42.com/buzz/blackbuck-ipo-issue-subscribed-28-on-day-2-so-far/