日本がインドのデジタル決済UPI導入を検討！国際的な連携とデジタル認証への期待

インドで成長を続ける統一決済インターフェース（UPI）が、日本の関心を引いています。日本のデジタル担当大臣の河野太郎氏は、UPIシステムへの参加を模索しており、デジタル認証の相互認識に取り組む意向を示しました。UPIは、国と国の間の相互運用性を高める便利な支払いシステムと評価されています。
インドでは、UPIサービスを海外へ拡大すべく、ナショナルペイメンツコーポレーション・オブ・インディア（NPCI）が積極的に推進しています。実際に2022年、世界で初めてネパールがUPIを導入した国となりました。

さらに、インドではUPI取引の国際化が進んでおり、シンガポールのPayNowとの相互リンクも今年成立しています。UPIでは、国際的なモバイル番号を持つ非居住者口座でも利用が可能です。

こうした流れに乗り、決済大手のPhonePeやPaytmもインドのUPI拡大に対応。PhonePeは、銀行口座から直接外貨での支払いができるUPI Internationalをアプリに統合しました。一方、Paytmも間もなく「UPI International」サービスの立ち上げを計画しています。

UPI取引量は2023年4月にわずかに減少しましたが、PhonePe、Google Pay、Paytmは市場シェアの94%を占め、Paytmは128.84 Crルピーの取引を処理しました。これからも、インドのデジタル決済サービスと日本の相互協力に多くの注目が集まりそうです。

出典 : https://inc42.com/buzz/japan-may-join-the-growing-list-of-countries-accepting-indias-upi-system/0