インドEV市場で飛躍するVecmocon、革新的な車載技術で1000万ドルを調達

インドの電動車（EV）部品メーカーであるVecmoconが、Ecosystem Integrity Fund（EIF）主導の下で1000万ドルを調達しました。既存投資家のBlume VenturesやBritish International Investment（BII）もこのラウンドに参加しています。
この資金は、電動二輪車や三輪車、商用車（LCV）、バスなど様々な市場セグメントでのプレゼンス拡大に使用される予定です。
創業者でCEOのPeeyush Asati氏は、新しいバッテリー技術に対応するための研究開発や人材育成、大手車両メーカー（OEM）との協力関係強化に資本を活用すると述べています。

Vecmoconは2016年にAsati氏、Adarshkumar Balaraman氏、Shivam Wankhede氏によって創業され、電気モビリティのための先進的なコンピューティングソリューションを開発しています。
EV向けの安全クリティカルな部品、特にバッテリーマネジメントシステム（BMS）、EV充電器、車両インテリジェンスモジュール（VIM）、そして安全なファームウェアのオーバーエア（FOTA）ソリューションに特化しています。

同社はSri Lankaをはじめとする国際市場にも進出し、東南アジアやアフリカ市場での機会を探っています。インド工科大学デリー校によって創設されたスタートアップは、デリー、バンガロール、チェンナイ、ラクナウで運営し、ExideやBGauss、Battery Smartなどのクライアントにサービスを提供しています。
昨年2022年には、Tiger GlobalとBlume Venturesから520万ドルを調達しています。
投資についてEIFのDevin Whatleyマネージングパートナーは、インドでのEV普及の増加に乗じてVecmoconがリーダーシップを取り得るとコメントしています。
また、Blume VenturesのパートナーであるArpit Agarwal氏は、Vecmoconが業界パートナーシップを通じて迅速に拡大し、主要な車両インテリジェンス企業としての地位を固めていると述べています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/ev-parts-maker-vecmocon-raises-10-million-in-round-led-by-ecosystem-integrity-fund/articleshow/115336664.cms?UTM_Source=Google_Newsstand&UTM_Campaign=RSS_Feed&UTM_Medium=Referral