インドの新星「Ola Consumer」公開への野望

今年8月、インドのスタートアップ企業Ola Cabsは、Ola Consumerにブランド名を変更し、タクシー配車サービスを超えた事業展開を発表しました。同社は、ANI Technologies Pvt Ltdから「プライベート」という言葉を外し、パブリック企業へ移行することを株主に承認してもらい、究極の一歩として、IPO（株式公開）に向けて動き始めました。
株主たちの中には、Tiger GlobalやQualcomm Asiaなどの大手投資家が含まれていました。Ola Consumerは、Ola Creditを通じた信用貸し出し、Ola Payを通じたUPI支払い、買い物体験をパーソナライズするAIショッピングパイロットなど、さまざまな消費者サービスを提供しています。
しかし、タクシー配車事業が依然として最大の収益源であり、2024年6月四分期には総収益の77%を占める2300 CrルピーのGross Order Value（GOV）を記録しました。Ola Consumerは、2020年に設立され、現在までに総額約47億ドル以上を調達しており、Uberなどの企業と競合しています。CEOであるAggarwalが率いる2番目の企業として、IPOが実現すれば、株式市場に登場することになります。

出典 : https://inc42.com/buzz/exclusive-ola-consumer-sets-the-ipo-ball-rolling-turns-into-a-public-company/