インド発、新たなユニコーン企業が続々と誕生！2024年のスタートアップ業界動向

2023年の一時的な停滞を経て、インドのスタートアップエコシステムは再び勢いを取り戻し、2024年には健全な数のユニコーン企業（評価額10億ドル以上の非上場企業）を輩出しました。昨年は資金調達の厳しい冬が続いたため、わずか2つのスタートアップがこの栄誉ある地位を獲得しましたが、今年は6つの新たなテクノロジー企業が10億ドル評価のクラブへと加わりました。

これにより、インドは合計で118のユニコーン企業を抱えるようになり、これまでに総額で1000億ドル以上の資金を調達しています。2024年はスタートアップエコシステム全体が資本不足に直面していた年初からの転換を示す年となり、投資家は遅い段階の取引に対する信頼を少しずつ取り戻していました。

Inc42のデータによると、2024年のカレンダー年の最初の9ヶ月で、インドのテクノロジー企業は前年の同時期に比べて20%以上増の87億ドルを調達しました。

ユニコーンに名を連ねた企業は、例えば電動二輪車メーカーのAther Energy、金融技術（フィンテック）セクターのMoneyviewなどです。また、ベンガルール発のスタートアップは国内外で目覚ましい成長を遂げており、2024年にユニコーン企業になった6社のうち5社がここから生まれました。

次の年も、資金調達の冬が和らぎ、インドが世界のイノベーションの中心地としての地位をさらに固める中で、多くのユニコーン企業が出現することが期待されます。

出典 : https://startupnews.fyi/2024/12/09/6-startups-crossed-1-bn-valuation-mark/