インドのフィンテック成長物語：MobiKwikのIPOと将来計画

インドのフィンテック領域で活躍するMobiKwikが、572 CrルピーのIPOを打ち出しました。デジタル決済や金融商品の配布で15年の革新を重ね、第二・第三都市のユーザーから信頼を集めています。同社の長年の旅とビジネスモデルをCEOおよびCFOが明かしました。

MobiKwikは、1.6億人のユーザーと400万の加盟店を抱えるデジタルウォレットとして、支払いサービスを主軸として展開。さらに、銀行やNBFCs、ミューチュアルファンドと連携し、クレジットカードやローンなども提供しています。

競争が激しいフィンテック市場において、MobiKwikは節約と製品革新に力を入れて差別化をはかってきました。その結果、過去数年で50-60%の収益増加を遂げ、利益も出し始めています。「Pocket UPI」のような革新的なサービスを通じて、信頼と革新の製品を提供しています。

今後の計画としては、競争よりも顧客のニーズに重点を置き、未開拓のデジタル決済や金融商品市場に焦点を当て、保険、貯蓄、ローンなどの新商品を加える方針です。AIを活用したイノベーションも進めています。

最近の財務成績については、FY23からFY24にかけて59%の収益増を記録し、890 Crルピーに到達。利益も37 CrルピーのEBITDAと14 CrルピーのPATを達成しました。安定したコスト管理による収益の増加を強みとしています。

572 CrルピーIPOは成長資本として使われ、事業拡大と製品強化に充てられます。

出典 : https://m.economictimes.com/markets/expert-view/from-a-dining-table-startup-to-572-cr-ipo-how-mobikwik-prioritizes-innovation-over-big-budget-ads/articleshow/116248202.cms