インド発、環境革命を牽引する太陽光スタートアップ「SolarSquare」、シリーズBで4千万ドルの大型資金調達

インドの屋根上太陽光発電スタートアップ「SolarSquare」がシリーズBラウンドで4千万ドルを調達したと発表しました。
この投資ラウンドは、ベンチャーキャピタルのLightspeedが主導し、LightrockやElevation Capital、Chris SaccaのLowercarbon、Nithin KamathのRainmatter、そしてGruhas Proptechといった既存投資家も参加しました。

今回の資金は、現在の20都市から50都市以上に事業を拡大するというSolarSquareの成長計画を加速させるために活用されます。会社は、テクノロジーの強化、人材の確保、ブランドの構築にも大規模に投資する計画です。

2015年にNeeraj Jain、Shreya Mishra、Nikhil Naharによって設立されたSolarSquareは、太陽光発電の設計から設置、政府認可の取得、資金提供のサポート、アフターサービスに至るまでを一貫して担うフルスタックの住宅用太陽光ブランドです。設立以来、同社はインド全土にわたり20,000軒以上の家や200以上の共同住宅協同組合向けにサービスを提供してると主張しています。

「インドの家庭のわずか1%が太陽光を採用している状況を変え、家庭が太陽光に簡単に切り替えられるようにしたい」とSolarSquareのCEOであるShreya Mishraは述べています。
Rainmatterの投資部門責任者であるDinesh Paiは、「気候変動の挑戦は刻々と迫っており、行動を起こす時間は限られている。しかし、太陽光エネルギーを従来の化石燃料に代わる選択肢として使用することは、長期的に役立つ多くの対策の一つである」と述べています。
過去には、SolarSquareは三度にわたる資金調達で合計1950万ドルを集めており、この取引についてElluminate Capitalが独占的財務アドバイザーを務めました。

出典 : https://www.dealstreetasia.com/stories/solarsquare-lightspeed-423200