ベンガルール、10年ぶりの寒さに震える！

インドの都市ベンガルールが、この週、過去十年で最も冷え込む夜を迎える見込みです。気温は10℃まで下がると予想されています。
インド気象局（IMD）によると、これは2010年以来で最も寒い12月の夜となり、2011年の記録11.5℃を下回ることになります。

通常、温暖な冬を経験しているベンガルールにとって、この急激な気温の低下は特筆すべき事態です。平年の12月は最低気温が15.7℃の平均を保っていますが、先週日曜日の気温は15.5℃まで下がりました。
HAL空港地区では14.7℃、ベンガルール国際空港ではそれよりも低い14.5℃を記録しました。

この珍しい寒波は、沿岸部で発生した低気圧系による持続的な雨が原因だとIMDは述べています。日中は比較的穏やかで晴れが多く、最高気温は27℃ほどですが、早朝の霧やもやが市の一部に出現する可能性があります。
この週の夜間の最低気温は、中途で一時的に16℃前後になると予測されています。

ベンガルールが経験するこの厳しい寒さは、これが初めてではありません。過去のデータでは、最も低かった気温は1884年1月13日の7.8℃でした。しかし、今週の予報は、現代においてはめずらしい冬の出来事となっています。
現在、市内の気温は23.6℃で、今日の夜には15.3℃まで下がると予想されています。風は時速34キロで吹き、湿度は34％となっており、冬らしい清々しい感じです。空気質指数（AQI）は169で、市の状態は比較的安定しています。

これからの寒波に備え、ベンガルール市民は冷たく澄み切った週になることを覚悟すべきです。そして、今回の寒波は12月の天候の記録を塗り替えることになるでしょう。

出典 : https://www.businesstoday.in/india/story/10degc-and-dropping-bengaluru-set-for-its-coldest-december-night-since-2010-imd-457682-2024-12-17