インドのチップスタートアップ、MindgroveがシリーズAで大型資金を獲得

インド・バンガロールに本拠を構える新興企業、Mindgrove Technologiesが、シリーズAの資金調達ラウンドで$8 Mn（約68.04 Crルピー）を獲得しました。このラウンドはRocketship.vcとSpeciale Investが共同で主導し、Mela Ventures、Peak XV Partnersなどの投資家も参加しました。

Mindgrove Technologiesは、この資金を使ってチームを拡大し、内部のエンジニアリング能力を高め、新製品の生産と販売を加速する計画です。また、インド政府の半導体デザイン連動奨励金（DLIスキーム）によって15 Crルピーの承認も受け、新しいチップ「Vision SoC」の開発を進めています。

CEOのShashwath TR氏は、高性能のシステムオンチップ（SoC）への需要がインドで増加しており、セキュリティとエッジコンピューティングに必要な機能を備えたSoC開発に向けて、既に多くの進展があったと述べました。2021年に設立され、特にスマートデバイス市場をターゲットに、Secure IoT SoCなどのマイクロコントローラチップを開発してきたMindgroveは、コストパフォーマンスに優れ、競合製品より約30%安価であると主張しています。

インドの半導体スタートアップへの投資家関心が高まる中、政府はIndia Semiconductor Missionの一環として、1.52 Lakh Crルピー相当の投資を引き付けることが期待されている5つの新しい半導体工場を承認しました。これらの動きは、インドを世界的な半導体のハブにしようとする努力の一環です。

出典 : https://startupstorymedia.com/insights-mindgrove-technologies-secures-8-million-series-a-funding-led-by-rocketship-vc-and-speciale-invest/