インドの未来を塗り替える！Mindgrove Technologies、画期的チップ技術で8百万ドルの資金調達

インドのFabless半導体設計スタートアップであるMindgrove Technologiesが、8百万ドルのシリーズAラウンドの資金調達に成功しました。
この資金を活用して、人員拡充と社内エンジニアリング能力の向上に注力します。資金調達ラウンドはRocketship.vcとSpeciale Investが共同主導し、Mela Ventures、Peak XV Partners、Nishchay Goel、Whiteboard Capitalの既存投資家のほか、Anshul Goelが新たに参加しました。

同社の幹部はこの投資が、インドにおけるセキュリティ機能搭載の高性能SoC（System-on-Chip）需要に応えると確信しており、市場にインド製チップを投入するための進捗を遂げていると述べています。ちなみに「Secure IoT」という名の28nm工程で作られる先進的なマイクロコントローラSoCの生産と販売を加速することも投資の一環です。
このチップは、スマートウォッチやメーター、プリンター、POSマシンなどの「スマート」化するデバイスに搭載され、2025年半ばまでの市場投入が予定されています。

さらに、高性能エッジコンピューティングやビジョンプロセッシング用途をターゲットとした新しいチップ「Vision SoC」の開発に向けて、インド政府の半導体設計リンクインセンティブ（DLI）スキームより15 Crルピーの承認を受けました。
企業はビジネス、エンジニアリング、製品、アプリケーションなど全部門にわたるチーム拡充を図っており、グローバルな半導体業界を変革するという使命にコミットしています。このスタートアップは、IITM Pravartak Technologies FoundationとIIT Madras Incubation Cellによって育てられ、2023年初めにはPeak XV Partners（旧Sequoia Capital India & SEA）、Speciale Invest、Whiteboard Capitalから2325万ドルのシード資金を確保しています。

出典 : https://m.economictimes.com/tech/funding/mindgrove-technologies-secures-8-million-in-funding/articleshow/116595294.cms