インドの電動スクータースタートアップAther Energy、待望のIPOへ

電動スクーターメーカーであるAther Energyが、インド証券取引委員会(Sebi)からの初回公開株式(IPO)の承認を受けました。
ベンガルールに本拠を置く同社は、Bhavish Aggarwalが率いるOla Electricに続き、インドで二番目の公開を果たす電気自動車(EV)メーカーとなります。
IPOには、新たに最大3100Crルピー分の新株発行と、既存株主による最大220Lakh株に及ぶ売り出しが含まれ、創業者のTarun Sanjay MehtaとSwapnil Babanlal Jainもそれぞれ最大10Lakh株を提供します。

また、大株主であるHero MotoCorpは、約37.2%の持ち分を売却しないとのことです。
同社は、2024年に約125,569台を販売し、インドの電動二輪車メーカーとして4番目の販売量を誇っています。
評価額はIPOに際して20億〜22億5000万ドルを目指しており、最後の資金調達ではニーフ（NIIF）から600Crルピー（7100万ドル）を調達し、ユニコーン企業の仲間入りを果たしました。

ニュースにもあった通り、Ather Energyは公開企業への移行や、マハラシュトラ州に新しい電動二輪車(E2W)工場を設立するための資金調達、R&Dへの投資、借入金の返済や事前返済、マーケティング活動、および一般企業活動に新たな資本の処置を利用する計画です。
2013年に設立されたAther Energyは、EVの幅広い製品と関連ソフトウェア、アクセサリーを自社で設計開発し、生産しています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/technology/electric-scooter-maker-ather-energy-receives-sebi-nod-for-ipo/articleshow/116802657.cms