インドのお正月はスマホ注文が大忙し！異例の「ぶどう」ブームも

大晦日に向けて、インドのクイックコマースやフードデリバリープラットフォームでは史上最多の注文が記録されました。特に12月31日は、パーティー用品のホームデリバリーを好む消費者が増えており、これらのサービスは準備に追われています。
プラットフォーム側では、戦略室を設けたり、一時的な追加労働者を雇用するなどの対策を講じて注文増に対処しています。特にBlinkitやSwiggy Instamartは、既に2023年12月31日の注文数を超えたと報告しています。

さらに、配達パートナーへのインセンティブを提供することで、需要に応えようとしており、Instamartでは火曜日の各配達に15ルピーの追加手当を提供しているといいます。ビックバスケットでも、配達労働力の最大化のために段階的なインセンティブプログラムを導入しています。

意外な傾向としては、年越しにちなむスペインの伝統に触発されたか、ぶどうの注文が急増し最も注文された商品になりました。他にも、チョコレート、チップス、ソフトドリンクが好まれ、パーティーエッセンシャルやギフトのカテゴリーも注目されています。ビックバスケットでは、アイスキューブやカード、パーティーゲームなどの非アルコール飲料、使い捨てカップ、皿などの需要が高まっています。
以上のように新たな年を迎えるための準備が、インド中で活況を呈しているのです。

出典 : https://m.economictimes.com/tech/technology/quick-commerce-food-delivery-firms-clock-order-spike-on-new-years-eve/articleshow/116833643.cms