インド発スタートアップ、Zappfreshが上場へ

インドの食肉配送スタートアップ「Zappfresh」の親会社DSM Fresh Foods Ltdが、BSE SMEとして株式公開を目指す計画を発表しました。Zappfreshは、Deepanshu Manchanda氏とShruti Gochhwal氏が2015年に設立し、デリー首都圏でウェブサイトやアプリを通じて肉を配達しています。彼らは農場から新鮮な肉を調達し、90分以内の納品を約束していると誇っています。

公開される株式は、新規株式発行のみで59.06ラク株、額面10ルピーです。IPOからの収益は、特定されていない企業の買収や、マーケティング、資本支出、運転資本など多岐にわたる目的に使用される見込みです。また、IPO活動が活況を呈する中、スタートアップへの注目が一段と高まっており、Zappfreshのみならず、複数の企業が上場準備を進めていることが明らかになっています。

こうした中、Zappfreshは5月に「Private」のラベルを外して公開企業に転身し、上場に向けて準備を進めてきました。彼らは既に投資家から1000万ドル以上を集めており、近日中にオンラインの肉とシーフード配達ブランドのBonsaroを未公開の金額で買収するなど、積極的な動きを見せています。

インドの新興企業の市場参入が進む中、Zappfreshの上場が投資家に新たなチャンスをもたらすとともに、今後の成長が期待されています。

出典 : https://inc42.com/buzz/d2c-meat-delivery-startup-zappfresh-files-drhp-to-list-on-bse-sme/