インド発！今週のスタートアップとテック業界の動向

インドのスタートアップやテック企業における最も重要なニュースをお届けします。Ola ElectricがIPOで約40億ドルの評価額を目指していますが、これは前回のプライベートラウンドから約4分の1の減少です。一方、Flipkartは、急速な商戦を見据え、約100のダークストアを都市部に開設予定です。

また、Snapdealの創業者であるKunal BahlとRohit Bansalは、Urban Companyの株式を売却し、彼らが初期に投資した金額に対して約200倍のリターンを得ました。教育技術（edtech）業界は、資金繰りの厳しい中で合併が進んでいます。

さらに金融テクノロジー（fintech）セクターでは、RBI（インド準備銀行）がKYC（顧客情報確認）ガイドラインの厳格な遵守をフィンテック企業に要求。高齢者向けに特化したサービスを展開するスタートアップも登場しています。

その他、Paytmは35%の収益減少と損失の増加を報告。また、Microsoftのシステムに全世界的な障害が発生し、インド政府が対策を急いでいます。AI（人工知能）スタートアップの資金調達は92%減少しており、プロフェッショナル向けのAI関連スキルトレーニングが注目されています。

また、Q1の業績として、Wiproは4.6%の利益増加を、Infosysは7.1%の純利益上昇をそれぞれ発表しました。Wiproは30.03 Crルピー、Infosysは63.68 Crルピーの利益を報告しています。インドの最新テックと経済の動向をお見逃しなく。

出典 : https://m.economictimes.com/tech/newsletters/ettech-unwrapped/top-startup-and-tech-stories-of-the-week/articleshow/111869636.cms