インド中央銀行、フィンテック業界の新たな監督体制構築へ

インド中央銀行（RBI）の総裁、シャクティカンタ・ダス氏は、フィンテックセクターにおける自己規制団体（SRO）として、3つの申請があった中で、1つを認可したことを発表しました。この新たに認可されたSROは、フィンテック業界で重要な役割を果たします。
RBIは、指定された要件を満たした後の再提出を条件に、1つの申請を返却し、もう1つは審査中です。認可されたのは、デジタル貸出業務のボリュームの80%を占めるとされるメンバーを持つ、フィンテック協会で消費者の力を高める（FACE）です。
また、ダス氏は中央銀行デジタル通貨（CBDC）が国際的な協力の機会を見出す分野の1つであるとコメントしています。CBDCは現在、プログラム可能な機能を使って農家への支援などの実証実験が行われています。
RBIはインドのデジタル公共インフラ（DPI）のさらなる深化を重要な政策優先事項としており、同国の金融システムの効率を高めることに寄与するとダス氏は述べています。

出典 : https://inc42.com/buzz/rbi-approves-faces-application-for-becoming-sro-for-the-fintech-sector/