オーストラリアのフィンテック、インドで大型ATMネットワークを獲得

インド準備銀行は、タタコミュニケーションズがタタコミュニケーションズ・ペイメント・ソリューションズ(TCPSL)の100%の株式をインドのオーストラリアフィンテック企業フィンダイの子会社であるトランザクション・ソリューションズ・インターナショナルに売却することを承認しました。この取引は2024年11月に発表され、価格は330 Crルピーで、さらにインターチェンジレートの調整によって75 Crルピーが追加されます。
フィンダイはこの買収を通じて、金融サービス分野でのインドでの存在感を拡大し、「銀行サービスが十分でない層」をターゲットにします。また、同社のATM運営とデジタル決済の専門知識を活かし、総合的な支払銀行への移行を計画しています。
買収により、運営中のインディキャッシュATM4600台を統合し、新たに約3000台のATM獲得することで、合計で1万2000台以上のATMネットワークとなりアジアで最大級のATM運営企業の一つになります。TCPSLは2008年に設立され、インドで初の白ラベルATMネットワーク「インディキャッシュ」を2013年に立ち上げました。

出典 : https://startupnews.fyi/2025/02/04/tatas-exit-atm-business-rbi-clears-sale-to-australian-fintech/